こんばんは~!
Amazon Prime Videoでアニメか映画でも見ようかなーと物色していると、新作レンタルのところに『見えない目撃者』のタイトルが目に入りました。
” これ見たかったやつやん!! “
見たいなぁと思いつつも映画館まで足を運ぶのが億劫だったので、見逃してしまった作品。
ということで、見てきました~。
↑クリックするとレンタルページに飛びます。
早速感想を書いていきます。
(前半はネタバレなし、後半からはネタバレしていきます)
ネタバレなし感想
とても面白かったです。
10点満点で採点するなら、9点くらいです。
(ツッコミどころが少しあったので1点減点。そのツッコミどころはネタバレ部分で説明します)
主演が吉岡里帆と高杉真宙であり、この2人を目的で見た人は後悔するほど残虐でハラハラするサスペンスものとなっています。
R-15指定されているのも納得のグロさ、気持ち悪さ。
ただ、それが気にならないほど面白く、続きが気になっていきます。
勘が良い人なら「あぁ、犯人はこの人か」と気づく仕様になっていますが、別に「どんでん返しの真犯人」のような映画ではありません。
最近の「主演女優・俳優を見るための邦画」ではなく、ちゃんとした「サスペンスもの」となっています。
後半はずっと拳を握っていて、エンディングのころには手汗びっしょりでした(笑)
吉岡里帆と犯人の演技力も素晴らしかったです。
焦点があってない吉岡里帆の演技、犯人のサイコパス感。とても良かったです!
気になった人はぜひ見てみてください!
さて、ここからはネタバレを含みます。
ネタバレありの感想
とりあえず、とても面白かった!
前半でも書いたように、自分が点数を付けるとしたらほぼ満点の映画でした。
春馬が轢かれそうになったところ、スマホ指示での逃走、最後のジェイソンのような鬼ごっこ。とてもハラハラして、決着がついたころには手汗びっしょり。
最後の、弟のペンダントが助けてくれたところも良かった。
視覚を失った代わりに嗅覚・聴覚が長け、思考力と空間把握能力が研ぎ澄まされている浜中。
真っ白の世界から手掛かりを探し、線画みたいに見えるようになっていくシーンも上手く出来ているなぁと思いました。
犯人は、日下部の登場の仕方が怪しかったんですぐ分かっちゃいました(笑)
ただ朝香航大(日下部)の演技が凄く、マジのサイコパスのような感じがして見入ってしまいました。
物語の進み方もテンポがよく、警察も思ったより有能だった(中盤まで)ので見やすかったです。
では、1点減点したツッコミどころ。
主に2つあって、
・単独行動しすぎ
・なぜ犯人は最後に春馬(高杉真宙)を殺さなかったのか。
(なぜ犯人は走って追いかけなかったのか。も疑問に挙がったんですが、まぁそれは犯人の流儀なのかなと。走っているシーン自体が無かったので)
・単独行動しすぎ
木村さんが日下部(犯人)に会いにいくシーンと、大倉さんが売り物件に一人で乗り込むシーンについてです。
木村さん、ほぼ確定で犯人の人と会うなら2,3人連れて行きましょうよ…。
来年定年退職の人が、若い警官(殺人鬼)に勝てるはずがないでしょう。。。
そして大倉さんのシーン。
確かに「時間がない」とは言いましたが、もう少しそこを深くしてよかったかなと。
応援が来るまでどれくらいかかるのか、春馬(高杉真宙)を連れていかない理由などを全部「警官が正義の味方がどうか証明してやる」で片づけましたからね。。。
・なぜ犯人は春馬(高杉真宙)を殺さなかったのか。
ご都合主義と言ってしまえばそこまでなのですが….。
殺人鬼であり、木村さんと大倉さんを躊躇なく殺したのにも関わらず、抵抗してきた春馬を追い詰めたときには刺傷の部分をグリグリして終わり。
確実に殺されると思っていたので、思わず「え?」って声出ました(笑)
(゚Д゚;)「なぜ刺さない⁉」
「後でじっくり殺してやる」的なセリフを吐かせるか、刺そうとした直前で下で何かしら物音が聞こえ、興味をそちらに移す描写を入れれば納得できたんですがねー。
ということで、今回は以上です。
久しぶりにこんなドキドキしながら映画を見ました。
ツッコミどころはあったんですが、ツッコミどころが全く無い作品などほとんど無いので(笑)
映画館で見てたら声出してたかもしれない(笑)