こんばんは。
『五等分の花嫁』最終巻である14巻を買って参りました!!!!
遂に最終巻ですよ。
自分が読み始めたのは5巻が発売されたときだから、2018年の夏。
もう2年近く経ったんですね~!
ここまでハマったラブコメは初めてかもしれないです(笑)
ということで、今回は『五等分の花嫁』14巻の感想を書いていきます。
一巻を読んだときから気になっていた『五等分の花嫁』のラスト。
「誰が花嫁かは想像にお任せしますエンド」や、「ハーレムエンド」になるんじゃないかと心配していたんですが、きっちりと完結させましたね。
なんだかんだで花嫁になるだろうな、と思っていた五月が恋愛レースに絡んでこず。一番 恋愛レースに絡んでこないだろうと思っていた四葉が花嫁に。
と、結末が自分の想像と真逆になったのでビックリしました(笑)
しかし最終的には、とても綺麗な終わり方をしたなと思います。
四葉の告白シーン。
「私が選ばれちゃいけない」と思って仮面を被っていた四葉が、風太郎に泣きながら告白する。
3巻21話の四葉の「嘘」と言うシーンを意識してるのかなぁ、なんて思って泣きそうになりながら読んでいました。
そして、
四葉と風太郎が くっ付いた後、一花・二乃・三玖・五月の4人全員がその結果に納得せずに、姉妹がギクシャクした場面。
ここがとても良かったなと思いました。
「自分は選ばれなかった。だから、せめて二人を応援しよう」となっていたら駄作でしたね。
あそこで自分の気持ちと向き合い、それぞれが四葉と、風太郎と話し合って前を向き始める。
四葉も、今までの「私だけが特別であっちゃいけない」「風太郎との関係は、姉妹に認めてもらわなければダメ」という考え方から、「自分で勝ち取るんだ!」という前向きな考え方になった。
この場面があったから、『五等分の花嫁』の終わり方が、とても綺麗に感じたんだと思います。
そんな簡単に気持ちは切り替えられない。ましてや初恋なら尚更。今まで「自分は特別であっちゃいけない」と考えてきたなら尚更。
それでも、それぞれが気持ちに踏ん切りをつけて前を向き始める。
とても心打たれました。
もし自分が二乃や三玖の立場だったら、なんてことも思ったりも しました。
絶対に立ち直れない気がする(笑)
そして、高校卒業してから5年後の結婚式の話。
二乃と三玖が一緒にお店開いていたり、マルオさんが完全に風太郎を認めていたり、風太郎が五つ子ゲーム全問正解したり、四葉のスピーチだったり、その他諸々ひっくるめて最高でした✨
最後の最後で、四葉がトレードマークであるリボンを捨てましたね。
四葉「どんなにそっくりでも、私に気づいてくれる人がいるから。」
泣かせてくるな~。。。
ずっと心の内で
「自分が四葉だと気づいて欲しい」
と思っていた四葉。
それを叶えてくれるパートナーが、今は側にいるから捨てたのかなと思いました。
また、
「一番にならずとも、あなたたちは一人一人特別です。」
この言葉の本当の意味を、四葉が理解した瞬間でもありました。
人と比べたり、無理に自分の色を出したりせず、素のままでも あなたは特別な一人なのだと。
それが例え、見た目が そっくりな五つ子だったとしても。
風太郎が五つ子ゲームファイナルを全問正解したからこそ、四葉がさらに前に進むことが出来ましたね。
良かった、本当に良かった。。。
最後は、5人で新婚旅行の行き先を決める場面で終わりました。
風太郎「五つ子ってめんどくせー…」
なんか嬉しそうに言っていて、こっちまで微笑ましくなりますね(笑)
ということで、感想は以上です。
『五等分の花嫁』、とても面白かった!!!
笑いあり、涙あり、そして可愛さ満点✨
この作品に出会えて、本当に良かったです。
春場ねぎ先生、こんな素敵な作品をありがとうございました。
また1巻から読み返してきます。
何か書きたくなったら、もう一個くらい記事あげるかも(笑)
↓12巻の回
↓13巻の感想